印刷の最大手「大日本印刷」が運営する紙とデジタル両方を利用できるサービスです。大日本印刷は2001年くらいから現在のhontoのベースとなる「ウェブの書斎」を運営しており、2010年に大幅な改良を行うため現在のhontoとして開始されました。
hontoは実店舗と連携されているため、紙の本と電子書籍の両方を買うことができるサービスです。ポイントも実店舗と連携されているため、本屋を利用する機会が多い人には便利なサービスとなっています。紙の本は郵送できますが、受取れる店舗が近くにある場合は店舗受取りも可能になっています。
電子書籍と紙の本のコンテンツは2つ分けてあるものの、電子書籍の商品ページを見ていても紙の本を買うことが可能で、互いに連携していて便利です。
また、対象の本や雑誌を購入した時についてくる「引き換えコード(クーポンコード)」を入力すると、その本や雑誌の電子書籍版を無料で読むことができるのも大きな特徴です。
ブックキュレーターからオススメの本を探せる
よく特集などで特定ジャンルのまとめがありますが、hontoでは本好きのプロのキュレーターがオススメする特集があるため思いも寄らない発見があります。
ブックキュレーターとして登録されている方の数が膨大なので自分と好みのキュレーターとの出会いもあるかもしれません。
セット売り
巻数が複数ある電子書籍はまとめてセットで購入できます。期間限定でセット割が行われることがあるので要チェックのコンテンツです。
hontoポイントカード
丸善 | ジュンク堂 | MARUZEN&ジュンク堂 |
文教堂 | その他の提携書店 |
hontoポイントカードを発行することで。実店舗で購入した際にポイントの付与と使用ができるようになります。
hontoポイント用のギフトカードも売られているため、図書カードをプレゼントする代替品としても活用できます。ポイントチャージ用のチケットを利用すれば5%ボーナスが付くのでお得に利用できます。
hontoの評価
良い点
- 紙の本と電子書籍の両方を便利に探せる
- 紙の本の中には電子書籍版も無料でもらえるものがある
- 紙の本の宅配買取サービスをしている。買取額をhontoポイントとしてもらうことも可能
※買取はブックオフが担っている - 全国の書店でも使えるhontoポイントを使える
悪い点
- 購入と電子書籍を読むアプリが別れているので面倒
- 現状はアプリを利用する優位性がない
- 通販の送料が有料
- UIが使いにくく、クリック数が多い
- 1Pに表示される商品の数が少ない。商品よりhontoの特徴や関係のない情報の方が画面を圧迫している
取り扱い書籍
紙の本と電子書籍の両方を販売しています。実店舗と連携しているため、日本で売られている本はすべて入手できると言っても過言ではないです。
他のサービスより優れている点は児童系など他の電子書籍サービスではあまり取り扱われていない商品も買えることです。例えば「児童・絵本>外国の作品」で探すと1000件ほどの商品が表示されます。電子書籍サービスはマンガだけが充実していることが多いのですが、Amazon Kindleと同じように全ジャンルの電子書籍の品揃えが豊富です。
支払い通貨とボーナス
支払い クレジット ポイント auかんたん決済 ソフトバンクまとめて支払い LINE Pay RECRUIT かんたん決済 WebMoney BitCash | ボーナス ポイント |
クレジットカード払いの他にauとソフトバンクでキャリア決済が可能です。ポイントで購入が可能ですが、ポイントで引かれた分は還元されないのでご注意ください。
ポイント還元は1%になります。実店舗のポイント還元率は店舗や商品によって変わるので下記のポイント還元項目をご確認ください。
図書カードNEXTをhontoポイントへ交換可能
図書カードNEXTの残高をhontoポイントに交換して決済可能です。1回の交換につき、カート内の商品合計金額分までのポイント交換が可能になっています。交換したhontoポイントの有効期限は、5か月後の月末となります。
交換には図書カードNEXTのID番号とPIN番号が必要になります。
ポイントの入手方法
ポイントをサイト内で購入することはできませんが、図書カードのようにhontoポイントを実店舗で購入することが可能です。「hontoポイントチャージ用チケット」と「hontoギフトセット」の2種類あり、どちらも購入額に5%分のボーナスポイントが付与されます。
ポイント還元
店舗 | 還元率 |
---|---|
honto電子書籍/紙の本 | 1% |
丸善・ジュンク堂・啓林堂書店 | 書籍・雑誌:0.5% 文具・メガネ:1% |
文教堂 | 0.5% |
※送料や手数料、ポイントを使用した分などはhontoポイント還元対象から除外されます。
アプリ版について
「honto with」と「honto」の2つあり、honto withの方が書籍購入が可能な書籍検索アプリになっています。hontoの方は読む専用のアプリになっており購入した電子書籍を読むためだけのアプリです。
現状は本を探したり購入したりするのはブラウザからをオススメします。
honto with
honto withの優位点はhontoポイントが利用できる連盟店舗を位置情報を利用して探せる点と、店舗で利用するhontoカードをアプリで管理できる点にあります。
本の検索は「本自体のタイトル/出版社/ISBN/バーコード」などいずれかを知っていれば探せますが、何か気になる書籍はないかな?とウィンドウショッピングするのには向いていません。バーコードを読み取って探せる機能があるので特定の人にとっては便利かもしれませんが、なかなか使う機会がないです。
マイ本棚があり、色々と整理できやすくなっています。持っている本の新着情報などお知らせ機能もあるので活用できますが、まず自身で登録していかないと機能しません。
アプリ内から紙の本だけは決済することが可能なのですが、一時的にアプリ内にブラウザ版を読み込んでカートに入れられます。カートに入れたあと決済までアプリ内でできるのですが、アプリ自体にはカート機能がないので一度トップに戻ってしまうと購入できなくなります。アプリでカートに商品を入れてもブラウザ版のカートには残ってないので使い勝手が悪いです。
現状はhontoカード専用アプリと考えたほうが良いでしょう。
honto
購入した電子書籍を読むために必要なアプリになります。スマホやタブレットなどはhontoで購入した電子書籍を読もうとすると専用アプリのhontoを開くようになります。honto withで探した本も同様にこのアプリを開いて電子書籍を読めるようになります。
新しい本などは一切探せないため読む専用のアプリです。無料本をいくつか読むことが可能ですが決まった数点の本が表示されるだけで絞り込みやカテゴリー選択などはできません。
※アプリのダウンロードはページ上部にリンクを設置しています。
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