元々はカナダの企業のサービスでしたが2011年頃に楽天に売却されました。社名は「Rakuten Kobo Inc.」へと変更され今もカナダにあります。その後、2012年に楽天がKobo専用の端末販売と電子書籍サービスを開始させましたが、不具合などが多く初動は正直失敗しています。
しかし楽天はめげずに電子書籍サービスを展開し続け、今では過去の失敗などなかったかのようにAmazonに次ぐほどの巨大な電子書籍サービスまで成長しています。販売されている書籍は日本語だけでなく、洋書まで販売されており、英語翻訳されたマンガを購入したりもできます。もちろんアメコミを購入することもできるようになっています。
日本最大ECサイトを運営する楽天の電子書籍サービスです。サービスの継続や今後の発展に関しては何も心配いらないでしょう。
楽天Koboの評価
なんといっても楽天ポイントで電子書籍を買えるのは大きいです。割引やクーポンの発行なども頻繁に行われるため安くマンガを購入する機会が多いのもありがたいです。ポイント還元は購入の1%ですが、楽天共通の会員ランクやSPUなどの要素でポイント入手率が高くなっています。
また、楽天以外の買い物でも楽天ポイントを入手する機会が多いのでコミック1冊分くらいのポイントなら簡単に貯められます。楽天の通販で楽天ポイントを500円分使うのは微妙な割引ですが、電子書籍なら1冊買えてしまいます。楽天ポイントを普段貯めてるけど使いみちが見つからなかった人は楽天Koboで電子書籍を買ってみてはいかがでしょうか。
良い点
- 楽天ポイントや、それにまつわるキャンペーンの恩恵がある
- 楽天ポイントは様々なお店(ガストなど)で貰う機会が多い
- 楽天Kobo専用の電子リーダーがある
- 台数制限がない
悪い点
- ブラウザで読むことはできず、専用のアプリをインストールする必要がある
- アプリから購入できない
- 無料版を読む場合でもカートに入れて決済を行う必要がある
取り扱い書籍
雑誌・実用書からマンガまで様々な電子書籍が揃っています。電子書籍サービスのなかでは珍しく「洋書」コーナーがあり、洋書の電子書籍を購入することが可能です。しかも英語翻訳されたコミックを逆輸入のような形で購入することもできます!
Kobo自体の本社がカナダにあるので洋書関連も強いのでしょうか?かなりの数の洋書を探すことができます。ただし海外基準の値段になるので翻訳コミックなどは日本のものより高くなっています。スパイダーマンのようなアメコミも電子書籍で購入できるのでめちゃくちゃ便利です!
支払い通貨とボーナス
支払い クレジットカード 楽天ポイント | ボーナス 楽天ポイント |
楽天のダウンロード系の支払いはクレジットカードのみになるため、電子書籍の購入もクレジットカードしか利用できません。楽天ポイントは楽天サイトの全サービスで利用できるので電子書籍の購入にも使えますし、電子書籍を買ったときは1%の楽天ポイントが還元されます。一回の買い物で1000円以上購入するとSPUの対象なので1.5%の還元率になります。
ポイントボーナスアップのSPUについて
楽天Koboで当月1回のご注文で10000円以上の買い物すると、その月にもらえる楽天ポイントが+0.5倍になります。
Koboだけでなく、他のサービス利用でもポイント還元が増えるので最大で14倍のポイント還元になるシステムです。
楽天モバイル利用 +1倍 | 楽天モバイルキャリア決済 +0.5倍 | 楽天ひかり +1倍 |
楽天カード 通常 +1倍 | 楽天カード 特典 +1倍 | 楽天プレミアムカード +2倍 |
楽天銀行+楽天カード +1倍 | 楽天証券投資信託 +0.5倍 | 楽天証券米国株式 +0.5倍 |
楽天ウォレット +0.5倍 | 楽天トラベル +1倍 | 楽天市場アプリ +0.5倍 |
楽天Kobo +0.5倍 | Rakuten Pasha +0.5倍 | Rakuten Fashionアプリ +0.5倍 |
楽天ビューティー +0.5倍 |
※獲得上限ポイント(最大):ダイヤモンド会員15,000、プラチナ会員12,000、ゴールド会員9,000、シルバー会員7,000、その他会員5,000です
アプリ版について
読む専用のアプリなので電子書籍の購入はできません。無料本を読めるのですが、マンガだけなど絞り込みできず、表示される数も少ないので電子書籍を購入したことのない人は使いみちがありません。
ブラウザ版で無料本を購入すればもちろんアプリで読めますが、カートに入れて決済まで進める必要があります。
※アプリのダウンロードはページ上部にリンクを設置しています。
Kobo専用電子リーダー
楽天Kobo(電子書籍サービス)専用の端末が販売されています。
主な特徴
- 端末から本の購入が可能
- 一部防水機能あり
- 軽量
- 長時間バッテリーが持つ
- 完全に白黒
- EPUB等のファイル形式をインポートできる
Amazonにも同様の電子リーダーがありますが、基本的に同じものと考えていいです。
タブレットとは違い、特殊な液晶が使われた軽量かつ長時間バッテリーが持つ端末になります。電子書籍のファイル形式を読み込むことに特化しており、見た目が実際の本を読むことに近い感覚の液晶です。デメリットとしては完全に白黒なのでカラーマンガは表示されるものの白黒に置き換えられます。
一番低価格のモデルでも1万円するので気軽に手を出せる商品ではありませんが、端末から電子書籍を買えるメリットは大きいです。
使用感は正直悪い
画面が切り替わる際にインクが滲むような残像が出るのが気になります。ページめくりもわずかに遅れてめくれるのでパラパラ読むことができません。Amazonの電子リーダーもそうなのですが、基本的に反応が悪すぎてイライラします。
現状はこの特殊タイプの電子リーダーは技術的に限界があるのか満足できるクオリティの端末はKoboに限らずありません。
こんな人にオススメ
文字は非常に見やすいです!紙の本よりはっきりと読めるため老眼などで悩んでいる人でも読みやすいと思います。反応が悪いものの視認性は高いので文字がメインの小説を読むのが好きな人にはオススメできます。重さも非常に軽いため長時間読んでいても疲れにくいです。
こんな人はオススメできない
マンガなどは画像データを表示するのでどうしても滲んだような感じに見えるためタブレットに比べると荒く見えます。反応が悪いこともありアクション系などのページめくりが頻繁なマンガは非常に読みにくいです。また、雑誌も視認性が非常に悪いのでオススメできません。
文字ばかりの参考書や実用書は電子リーダーと相性が良さそうに見えますが、実際は反応が悪すぎるため調べ物に向いていません・・・。メモ機能などがあるので相性が良さそうですが、操作に時間がかかるぶん調べ物をする時間が増えます。
電子リーダーラインナップ紹介
46,990円(税込) [重さ]383 g [防水]× >商品ページ | 30,800円(税込) [重さ]240.8 g [防水]◯ >商品ページ |
23,980円(税込) [重さ]215 g [防水]◯ >商品ページ | 15,180円(税込) [重さ]166 g [防水]× >商品ページ |
10,978円(税込) [重さ]172 g [防水]× >商品ページ |
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